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3月あらすじと4月予告

【3月のあらすじ】

 

大家さんから作業場の立ち退きを告げられた立川吉笑。『SHIBA-HAMAラジオ』が最終回を迎え、新たにご縁を頂戴した上野のブックカフェ「ROUTEBOOKS」や群馬のパン屋「ヴァンダラスト」で独演会を開催し、羽田空港の国際線ロビーというタフな環境で2日間5ステージをこなし、と諸々の合間を縫って、粛々と引っ越し作業を進める。

自宅からすぐの場所に見つけた幹線道路沿いの新しい作業場。全ての荷物を運び終え、鍵の返却も終え、無事に引っ越しが完了した吉笑は新しい作業場で春を迎える。

 

 

【4月の見どころ】

 

・ひとり会が始まる!

 

今月から毎月第一土曜日14時~16時に独演会を始めます。仕事が入りがちな土曜日のスケジュールを事前に一年分確保したように、ここが今後の僕にとっての最前線となります。毎月やるのはネタも動員も苦しい時もあると容易に想像できますけど、とにかく月に1回、ここでの独演会に照準を絞って頑張っていきたいです。記念すべき1回目、ご来場お待ちしております!

予約はこちらから。

 

 

・重要イベントがいくつも!

 

9日は『ヤング立川ブラッド』。マゴデシ寄席などの活動を評価して頂いて、今回夢空間さんに大きめの落語会を開催して頂けることになりました。数年先に影響を及ぼしうる大事な会だと思っています。この会についてはまた改めて想いを書きますが、とにかくターニングポイントになりうる会です。

28日『伝統芸能鑑賞会』。こしら師匠との二人会です。こしら師匠と腰を据えて何か一緒にやるということは自分にとって大事なカードの1つでした。このタイミングでこのカードを切ることにしました。自分がどれだけ食らいついていけるか、が大事だと思っているので頑張ります。

26日『ソーゾーシー』。今年は秋口に全国ツアーを予定しています。新作ネタ下ろしかつこの規模間でのツアーは多分前代未聞だと思っています。そこを成功させるためにも、まずはきっちりこの会もスリリングなものにできればと思っています。僕にしては珍しく、早くもネタの方向性が決まりました。

 

 

・クイックジャパンで連載開始!

 

ご縁を頂戴して『クイックジャパン』で連載をやらせて頂けることになりました。10代後半から20代前半にかけて、お笑い以外のカルチャーについてめちゃくちゃ教えてもらった雑誌で連載をできることになるとは思ってもいませんでした。良くも悪くもあの頃のザワザワした想いは年々磨かれて薄くなっていくばかりですが、ここでは当時の自分が読んでグッとくるような、そんな連載にできればと思っています。日々のトライアンドエラーを、つまりは僕の戦いざまを記していくのだと思います。

連載仕事をいくつかやらせてもらっているけど、油断するとすぐにそれが当たり前のように思ってしまい熱が冷めてしまいます。今一度、何か表現する場を与えてもらっていることのありがたさをしっかり抱きしめたいです。

 

 

・その他

先月のその他で書いた2つのこと。まだ全然進められていません。熱量が高まっている時は自分でもびっくりするくらいのペースで駆け抜けることができるんですが、すぐに息切れしてしまいます。それどころか倒れ混んで動けなくなってしまうことも多々あります。

そのたびに方々に不義理してしまい、その事実がまた起き上がろうとする自分を押さえつけたりもするんですけど、それでも結局は一つ一つやっていくしかないのです。

最近は「大丈夫。順調、順調。」と思えるのと同じくらい「このままだとちょっとヤバイかも」と思う時間も増えてきました。間も無く入門して10年目に突入します。まだ10年という気も、もう10年という気もどっちも色濃くするのが本当のところです。他ならぬ僕自身をもっと楽しませられるように、日々を過ごしたいと思っています。

今月もどこかの落語会でお会いできれば嬉しいです。

 

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