落語家。1984年生まれ。京都市出身。
立川談笑門下一番弟子。
2010年11月、立川談笑に入門。
わずか1年5ヵ月のスピードで二ツ目に昇進。
2022年11月、落語立川流としては17年ぶりとなるNHK新人落語大賞を50満点で受賞。
古典落語的世界観の中で、現代的なコントやギャグ漫画に近い笑いの感覚を表現する『擬古典<ギコテン>』という手法を得意とする。
春風亭昇々・瀧川鯉八・玉川太福が所属する創作話芸ユニット『ソーゾーシー』のメンバー。
『中央公論』での「炎上するまくら」、『note』での「立川吉笑ウェブ書斎『羅房』」など、執筆業にも積極的に取り組んでいる。主な著作に『現在落語論』(毎日新聞出版)がある。
・受賞歴
2021年 渋谷らくご大賞・渋谷らくご創作大賞W受賞
2022年 NHK新人落語大賞
2022年 渋谷落語大賞(2年連続)
・おもな出演歴
NHK Eテレ『落語ディーパー』レギュラー
本名 |
人羅真樹(ひとら まさき) |
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1984年6月27日生まれ 京都市出身 180cm 76kg 京都教育大学 教育学部 数学科教育専攻 中退 2010年11月 立川談笑に入門 2012年04月 二ツ目に昇進 出囃子 東京節(パイのパイのパイ) |
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おもな活動 |
本公演
定例独演会
勉強会
落語会
テレビ
ラジオ
刊行物
連載
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おもな活動歴 |
落語会
テレビ
ラジオ
WEB
雑誌
文筆
これまで
2014年 1月 昨年末にひょんな事から知り合った九龍ジョーさんにお声がけ頂き、ニッポン放送の「九龍ジョー ポップカルチャー新年会『2014クるのはこいつだ!』」に出演させて頂く。放送終了後、うしろシティの阿諏訪さんと初めてお会いし、一緒に飲ませて頂く。
2月 高円寺演芸まつり。普段からお世話になっているお店などでの会にも呼んで頂き、気がつけば今年の最多出演芸人に。4店舗で同一時間から会を始めて30分ずつ4人の落語家が順番に行ったり来たりを繰り返す『杉並四人男』という企画に出演させて頂く。ネタ時間はピッタリ30分に調整できたけど、誰一人として”移動時間”の事を考えていなかったため、結果、無人の会場に出囃子の音だけが響き続ける夢の様な時間も。
3月 DMでしか告知をしない古典のみの勉強会『のちのちのち#1』開催。終演後、次回の演目をお客様に決めて頂く趣向によって『弥次郎』と『船徳』が次回の演目候補に。船徳のハードルが高過ぎて、結果2014年内には#2を開催できなかった。
4月 フジテレビで初めてのレギュラー番組『噺家が闇夜にコソコソ』が始まる。以降半年間、とにかくストロングスタイルで大喜利と向き合うことに。埼玉での志らく師匠と談笑の会の開口一番で『道灌』を演る。気持ちよく笑いをとることができて、終演後、師匠から褒められてホクホク。
5月 落語家になる前からお世話になっているヨーロッパ企画さんのイベント『ハイタウン』に出演させて頂く。京都で落語を演ったのは初めて。31日はお世話になっている高円寺の写真bar白&黒さんで落語会。笑二の二ツ目昇進前日ということもあって、打ち上げで痛飲してしまう。
6月 今年のメイン企画『吉笑ゼミ。』の第1回目を原宿・ヒミツキチオブスクラップにて。これまでの定例会を遥かに凌ぐ100席近くが完売。ゲスト講師は倉本美津留さん。落語家になる前、そもそも自分が東京に出てくるきっかけを与えてくださったのが倉本さんだったので、仕事場での邂逅にグッときた。
7月 how to count one to tenの3rdEP『Method of slow motion』用にひたすら鮫講釈と向き合う一ヵ月。扇子で足を叩きすぎて太ももの色が常時赤紫になっていた。レコーディング終了後からは地獄のミックス作業が始まって、毎日毎日本当にしつこく細部を調整し続けた。
8月 お台場新大陸内のコソコソブースで連日落語会。心が荒んでいき、些細な出来事にイライラしてしまいスタッフさんと衝突してしまうことも。後になって、この時の経験でどうやら最大出力が増えたことが判明したけど、当時は本当にしんどい毎日だった。
9月 『うしろシティのライブ』に呼んで頂き新宿角座で『舌打たず』を演らせて頂いた。落語もさることながら、トークが楽し過ぎた。うしろシティさんの横で普通にエピソードトークをやらせて頂いている状況は夢のようだった。
10月 2回目の『吉笑ゼミ。』ゲスト講師は下西風澄さん。座席を追加して何とか確保した120席が予約で完売に。下西さんは1時間みっちり哲学の話で、ストイックなイベントに。このあたりもまだ風圧がとんでもない時期だったこともあり、アフタートークは結果的にこの回が一番跳ねた気がする。
11月 8日。Method of slow motionのリリースツアーファイナルとして、六本木SuperDeluxeにて『間、或いは行間』。超満員。鮫講釈×ポストロックをライブの一番最後に実演。
12月 年内最後の『吉笑ゼミ。』ゲスト講師はMOROHAさん。夏以降の風圧・熱量を正面からぶつけさせて頂こうと思ってのブッキング。リハーサルから既にMOROHAさんのパフォーマンスが凄過ぎて圧倒される。
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