・もともと波がある方なんですが、この数日を見ているとまたテンションアゲアゲモードになりつつあるらしい立川吉笑です。久しぶりのブログで立川吉笑GROUPのことを。

 

・２年前から、自宅とは別に「作業場」を借りています。１ルーム40平米。当時住んでいた自宅よりも圧倒的に綺麗で広い物件を借りるという暴挙に出ました。当然金銭的には壊滅的な打撃で、最初は自分で自分を兵糧攻めしている感じでした。

　それでも作業場を借りた理由は、いくつか同時に制作しなくちゃいけない状況のときに狭い自宅だとその都度机を片付けないといけなくて。そうすると、次にまた作業を始める時に、その制作物の空気感を思い出すのにかなり時間がかかるんですね。だったら机を複数個用意しておいて、特に集中的に進めなくちゃいけない作業は机を片付けることなくいつでも作業が再開できるようにした方が効率的だなぁと。あとは、二ツ目になってから少しだけできた生活の余裕をまた切り詰めて、やらなきゃヤバいと自分を追い込みたくなったのと、バカリズムさんみたいに「作業場へ。」みたいなツイートができたらカッコいいなぁというミーハーな理由だったり。とにかく明らかに無理をして作業場を借りたわけです。

 

・で、どうやら無理をしすぎてこのままだと一瞬で貯金も底をつくなと思い始めた時に出会ったのが当時少し目にする機会が増えていたオンラインサロンという仕組み。今や日本最大級のオンラインサロンを運営されているキングコング西野さんと「ハミダシター」という番組で対談して、「あっ、これは自分もやらなきゃ」と思ったのを覚えています。二ツ目になった直後に「立川吉笑をグループ化できたら面白いなぁ」となぜか閃いて、当時そういうブログを書いたことを思い出して、オンラインサロンをGROUPという形に落とし込めたら面白いんじゃないかと繋がったことも一歩踏み出せた理由の１つです。

 

・芸人というか落語家という商売と、「お金を稼いでいる」という状況は相性があまりよくないのは自明で。(金持ちだと思ったら応援もしづらくなるし。)なので、自分のオンラインサロンは「お金儲けに使わない」というのを絶対条件にしようと最初にルールを決めました。月額千円、定員を150名に限定することで、最大月15万円の収入。これは作業場のラーニングコストとほぼ一致します。作業場という場所を確保するために、昔でいうタニマチ的なお客様から「頑張れよ！」と強く背中を押してもらう感じでサポートして頂けたらと。他ならぬ自分自身も月千円払ってグループに参加しています。

 

・実際は150人MAXで埋まったことはなく、ラーニングコストは自分の貯金で補填しているのですが(当たり前の話)、それでもいつだって数十人の方が応援してくださっているのは金銭面以上に精神面でとても助かっています。

 

・２年経って「オンラインサロン」の認知が圧倒的に高まって、もはやこのタイミングでオンラインサロンをやっている時点でセンスが無いと思われても仕方無いんですけど、自分としてはこの150人限定という形でのサロンにはまだまだ可能性があると思っていて。なので、未だにコツコツ続けているわけです。

 

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・先月末から禁酒に続いてさらに生活サイクルを変えるきっかけがあって、その影響でこの数日GROUPの動かし方がとてもよくなったと思えたので、本来はかなり高い温度で応援しようとしてくれる方にだけ見つかるように、あまり告知をしてなかったのですが、この内容を続けられたらコンテンツ配信サービスとしてもまぁまぁいい線いける気がしたので、ここでも告知することにしました。

 

・内容は外に公開していないのですが、まずは毎日の読み物。チェキがグッとくる理由は「額装された状態で写真が出てくるから」と発見して、フレームの効果に辿り着いたり、この三日間は『謝罪はとにかく迅速に』『「初」ワードのピックアップ』『濃い支援者を増やしたい』という文章を書きました。いま考えていることだったり、悩んでいることだったり、今後やりたいことだったり、とにかく毎日ほぼ決まった時間に更新を続けていくつもりです。それと音源公開。今期は「カレンダー」「一番太鼓」「親子酒」がアップされています。今年は古典音源をGROUPで多めに公開できればと思っています。2018年後期はやる機会がもうほぼほぼないだろう「ハメモノ落語neo」の音源をアップしました。

 

・ありがたいことに、やりたいことがまだまだいっぱいあって、時に前のめりに動ける自分だから、オンラインサロンをやれる可能性があるのだと思います。これが、教わったことをただ身につけていきたい、というようなタイプの落語家だったら更新できることがそれほどないでしょうし。(そういう人の考えていることこそ本当は読みたいんですけど)

　考えていること、やりたいこと、やろうと思ったけど失敗したこと、そんなことを日々共有できたらなぁと。理想は「僕を応援したい」という方と、「自分も日々戦っている」という方とが半々くらいの割合で150人の枠が埋まったらいいなぁと思っています。

興味があったら、ぜひ「エイヤ」っと僕の背中を押すつもりで参加してみてください。Facebookの非公開グループを使うから、ネット関係に強くない方をその時点で排除しちゃうのは申し訳ないのですが、ひとまずGROUPはこんな感じで続けようと思っています。

自分で言うのは恥ずかしいですが、特に向こう数年の僕は色々変化していくタイミングだと思うので、裏側を追うだけでも楽しめると思います！

 

☆立川吉笑GROUP(2019年前期)への入会はこちらから