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マゴデシ寄席と金沢

17日『マゴデシ寄席』ご来場頂いた皆様ありがとうございます!

今回は前座チャレンジ枠として、かしめ君に3本目という普通ではありえない深い位置で上がってもらいました。落語家未満である前座がそんな出番を勤めるのはありえないということは分かった上で、それでも自分で道を切り開くしか活路がない立川流においては、前座の時から自分の可能性をお客様に見て頂いて、そこにベットしてもらえるように勤めていくべきだと思っていて、だから、今回はかしめ君にそういう場を提供させてもらいました。

結果、『真田小僧』ナイスファイトだったと思います。ドカンドカン受けていたのが全てだと思います。

 

ということでかしめ君に繋ぐ僕と寸志さんは自分の役割を。

トップの僕はひとまず盛り上げて、寸志さんが落語の空間に整える、という。

かしめ君をうけて談吉兄さん、こはる姉さんがきっちり繋いで、

最後はこしら兄さんがドカンと、

今月も良い流れだったと思います。

 

特にマゴデシ寄席でのこしら兄さんは、

それまでの落語をその場でネタに盛り込んでいくスタイルで、

これを毎回きっちり完遂するのはかなり凄いことだと、

先輩の凄みを見せつけられています。

 

嬉しかったのは昼席終わりで打ち上げに行かれていた龍志師匠と雲水師匠が楽屋を覗きにきてくださったこと。

思いがけず、きっちり会場を埋められている現状をお伝えできてよかった。

一歩一歩、自分たちがやっていることを

立川流内にも伝えていきたい。

差し入れに缶ビールを人数分頂きました。

ごちそうさまです!!

 

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金曜日、談春師匠の独演会が開催される金沢へ行ってきました。

「さすがに急に現れたら少しは驚いてくださるかなぁ」とワクワクしていたけど、

まったくそんなことなく、いつもの如く向かい入れてくださりました。

そして、相変わらずこっちが萎縮するする。

 

直後で福井に移動されるとのことで、わずかな時間しか同じ時間を共有できなかったけど、

相変わらずたくさんのヒントをもらえました。

そもそも袖で勉強させて頂いた居残りがえげつなくて、特に前半は鳥肌立ちまくりでした。

 

こちらの物語作りに大先輩としてガッチリ乗っかってくださるから本当にありがたい。

 

さらに、翌日寄った金沢21世紀美術館でやっていた池田学さんの個展がとても良くて、

2日でめちゃくちゃ刺激をもらって東京へ帰ってきました。

 

行ってよかった!

 

<イベント情報>

 

23日(火)19時〜@吉祥寺・武蔵野公会堂

『談笑一門会』

 ・毎月恒例の一門会です。今回は談洲が初登場。

 

27日(土)18時〜@新宿三丁目・道楽亭

『吉笑の打ち上げ』

 ・今回から打ち上げに定員を設けました。

 

その他の会についてや、詳細は「スケジュール」をご覧ください。