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立川流ver.3.01

 6月からスカパーの寄席チャンネルで定期的にやらせて頂くことになった『立川流ver.3.01』。元々のオファーは「立川流の若手の方との2人会を定期的にやってください」というものだったのだけど、打ち合わせを経て、自分がナビゲーターとして表に立たせて頂くことになった。

 落語を映像で配信することに対してナイーブに考えるのが若手の当たり前なところだと思うし、自分も現時点で映像は愚か音源さえ配信していない上に、いくつかのラジオで生落語をやった際もpodcastでの配信上は落語部分はカットしてもらうようにお願いするくらい、意識してオンエアしないようにしてきた。
 なので今回もオファーを頂いた際にはずいぶん悩んだのだけど、結果的には配信することにGOサインを出した。

 紛いなりにも自分が表に立つと決まった以上、観てくださるお客様や何より企画に乗っかって出演してくれる先輩方や後輩に損をさせないためにも、責任を持って準備させて頂こうと思っている。ということで、ナビゲーターや落語を演るという出演者としてだけでなく、企画・構成から自分が軸としてきっちり考えるし、公開収録をやる以上多くのお客様に集まってもらった方が盛り上がるだろうからそのための広報も自分がやるし、番組全体の質を上げるためにもテロップや音効すらも自分が介入しようと思っている。スタッフさんからしたらそんな奴いなかっただろうしめんどくさがられるかもしれないけど、どこに出しても恥ずかしくないくらいまではやれる範囲で質を上げたいと思っている。

 ということで早速編集面について力を借りられたらと友達のディレクターと打ち合わせをしてきた。チャンネルがJASRACとの契約をしていないためフリー音源しか使えないとのことなので、立川吉笑GROUPの音楽担当と言えばこの人、how to count one to tenの奥原さんに早速曲を用意してもらうように依頼した。頼りになる仲間が増えてきてありがたい。

 基本は落語を3席と少しのトークで90分を構成するシンプルな内容なのだけど、やる以上は、もし今後自分が落語番組をやらせて頂けることになった時にも応用できるような、テレビで落語を放送する際に一番気持ち良い形を探っていければと思っている。構成について考えているうちに、そもそもなんで生放送なのか分からなくなってきた。これはスタッフさんというか制作会社の事情もあるから自分がどうこう言えることじゃないけど、普通に考えたら公開収録した素材を編集してからオンエアした方が良い気がする。ひとまず今回は生放送することが決まっているから、それなら逆に生放送ならではのポイントを少しだけでも用意したいなぁと思いだしたので、そのあたりの方法を考えているところ。

 落語をやることだけに集中するのが本来なのかもしれないけど、自分は裏方の作業も好きだしやりたくなっちゃうから、とにかく面白い番組にできるようにしばらくは準備していこうと思います。

 近くにお住みの方はぜひぜひ会場にいらしてください。一緒に収録を盛り上げて頂ければと思います。

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『立川流 ver.3.01』

6月9日(火)
18時30分開場、19時00分開演、21時00分終演予定
@神保町・楽器cafe
予約2000円(1ドリンク付)

ナビゲーター、立川吉笑

出演、立川らく兵、立川笑二

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