News

京都で落語会

 地元・京都は新京極にある誓願寺さんでの落語会『お江戸落語指南』無事に終わりました。ご来場頂いた皆様、ありがとうございます!

 両親を初めとする親戚や実家のご近所さん、中学・高校の同級生も来てくれてましたけど、それに混じってたぶん普通に楽しみに来てくださった若いお客様も大勢いて、とても嬉しかったです。終演後、誓願寺の方がいつもの落語会とは違う若い方の多さに驚いておられました。ふふふー。

 ネタは『ぞおん』と『舌打たず』。この前の『ラクゴ・ニュー・パラダイス』と同じネタ選び。本当は『舌打たず』でなくちょうど2月28日だったから『カレンダー』をやろうと思っていたのですが、さすがに『お江戸落語指南』という会のタイトル的に、関西弁の『ぞおん』と現代が舞台の『カレンダー』は避けようと、『舌打たず』にしました。結果、うまくお客様と呼吸を合わすことができて気持ちよかったです。9月19日に予定している恵文社さんでのゼンコクツアーに向けて良い弾みとなりました。

 この会は以前からお世話になっているヨーロッパ企画で制作をされていた方が現在勤めておられるイベント企画会社Find You Digitalさんが制作をしてくださいました。音響や照明、めくりや客席や受付まわり、当日の進行など、演劇や音楽イベントの運営をやられているチームだから一般的な落語会よりもガッチリ制作進行をしてくださりとても頼もしかったです。手際良すぎ!

 京都に住んでいるとき何回も前を通っていたけど中には入ったことの無かった誓願寺さん。新京極のど真ん中にあんな立派な阿弥陀様があるとは知りませんでした。今回担当してくださった長谷川さんは私服が今風のお兄さんでお坊さんらしくないのですが、打ち上げで色々とお話させて頂くうちに僕と落語との距離感と同じような意識で浄土宗と向き合っておられることが分かって、とても親近感がわきました。

 そう言えば、この会は一番最初に芸道上達祈願をして頂きました、お客様の前で。これでスベッたら後ろにおられる阿弥陀様にゲンコツされそうで、ビクビクしながらの高座となりました。結果、何とかゲンコツされずに済んで、安心しました。

 色々なご縁によって実現した嬉しい会でした。またやりたいー。