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のんき夜行

 昨日、というか一昨日か、は渋谷UPLINKで『のんき夜行』でした。

 弟子入り前にバイトしていたローソンの斜め前にある素敵な空間で、素敵な方々が運営する落語会に、『立川吉笑GROUP』というトチ狂った名義で出演させて頂きました。やりたい事が渋滞していて、やらなきゃな事も渋滞していて、色々が滞っているのだけど、今年の『吉笑ゼミ。』のように、来年は『立川吉笑GROUP』を軸の動き方にできればと思っているので、ようやく動き出せたことでホッとしています。
 とは言え今回は準備時間が足りずにとてもバタバタしてしまったのだけど、それでもこのスタイルで色々と笑いを作っていきたいと思っている。もはや落語ですらなく、この方法でやることはモロにお笑いの領域の方々と向こうを張ることになるから慎重に慎重にと思いつつ、それでも進むときだろうなぁと思っている。来年はこれをきちんと形にします。方法はまだ内緒で。

 まだ何とか良い流れは続いているようだけど、どうしても落ちてくる兆しに怯えている最近。少しずつだけど良く無い流れが目立ってきていて、しかも自分の振る舞いでそれらを引きつけている気もするから、とにかく気持ち入れ替えて、掃除して、きちんとやる事をやって、風通しを良くして、この流れをもう少しキープできればと思っている。

 それにしても、本当に色々なことが動き始めている最近。今回のGROUP活動では落語家になる前に一緒に動いていた2人の力を借りた。こうして改めて一緒に笑いを作れる状況を確保できたのは本当に嬉しいことだ。周りから見たらもしかしたら僕もそういう状況かもしれないけど、今回のリリースで明らかに変わろうとしている『how to count one to ten』を見ているととても刺激になる。リリースツアー初日のネストでのライブ、236人動員なんて凄すぎる。演奏始まった瞬間にちょっと泣いてしまったものな。
 11月8日の『間、或いは行間。』何をやるのか不明瞭だからか、まだチケット残りがたくさんあるようですが、是非いらしてみてください。how toは新しいアルバムの曲を中心に構成したリリースツアー用のセットリストに加えて、もう1パターン、計2回がっつりライブをしてくれます。僕は落語をしっかりやりますし、本名くんのパフォーマンスはとにかくトリッキーで新感覚だと思います。そして、たぶんこの日限りでしょうが、コラボ曲『mathematics;re』を生演奏します。how toがライブしている横で鮫講釈をやります。これがどうなるか、が本当にワクワクしています。
 今日24日の22時から、リハーサルをしているスタジオから少しの時間ユーストリーム配信をするようなのでそちらも是非チェックしてみてください。

 景気の良いだけでなく、あまり流れが良くない人を目にする機会も増えていて、皆がみんな悩みを抱えて、それでもどうにかしようと足掻いていたりしていて、自分も去年とても落ちた時期があった分辛さが分かるし、一方でその先にまた明るみがあることも分かるしで、とにかく自分は自分できっちりやるべきことを全うして、その姿を見せるしかないと思ったりもしている。