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タニタの体重計

 タニタの体重計を買いました。ご存じない方のために13文字で説明をさせて頂きますと、体重計というのは「体重を計ることができる器具」です。また、15文字で説明させて頂きますと、体重計というのは「体の重さを計ることができる器具」です。

 「体の重さを計ることができる器具」-「体重を計ることができる器具」=のさ ・・・①

 であるから、いま「クイズ!年の差なんて」について考えるとき、

 「クイズ!年の差なんて」=「クイズ!年のさなんて」 ・・・②

 となり①、②より

「クイズ!年の差なんて」
=『クイズ!年(「体の重さ計ることができる器具」-「体重を計ることができる器具」)なんて』

 となる。しかしながらそうなったからといって何がどうなる訳でもないのでそうならなくても良い。

 さて、タニタの体重計は、体重だけでなく体脂肪率やBMI・内臓脂肪までも測定することができるとても機能的なモノである。一方で複雑そうな内臓脂肪を測定できるくせに身長や足のサイズを測定することすらできない非機能的なモノであるとも言える。木を彫っただけの小さじですらコーヒー豆の量を計量することができるのに、タニタの体重計はそれすらも計量することができない。そのくせ、タニタの体重計は単4電池を4本も必要とする。塩の量すら計量できないのにだ。
 とはいえ、工夫でどうにかするのが私の持ち味兼モットーでございますため、どうにかできないかと考えた末に、①自分の体重を計る→②塩を持った自分の体重を計る→③後者―前者が塩の量になる、という工夫を閃いたため実践してみたのではあるが、100グラム単位でしか測ることできず、なしのつぶてとなったのだった。
 さて、1つ上の文章で「なしのつぶてとなったのだった」と書いたのは紛れも無く私でありますが、なしのつぶてとは『便りをやったのに返事のないこと』という意味なので、この場合は使うべきタイミングでは無かったことをここに報告させて頂く。

 昼間、ポカポカしていて気持ちが良かったのでリビングでゴロゴロしている際、つい眠ってしまった。座布団をマクラ代わりにしようと思ったのだけど、昼食のカレーの匂いが染みついていて、これで寝たらカレーの夢を見てしまうと思ったのでできるだけ無味無臭のものを探した結果、タニタの体重計をマクラ代わりに眠ったのだった。
 幸い、体重の夢を見ることは無かったのでおかげさまで気持ちよく眠ることができたのだった。起きると体重計に「13.4kg、体脂肪率8%」と表示されていた。体脂肪率22%の自分に比べて自分の頭はずいぶん体が出来上がっているなぁと感心した。僕も頭に負けないくらい体を絞りたいと思っている。