News

談志が遺した落語論

今日は紀伊国屋ホールでの、『談志が遺した落語論』刊行記念落語会にて開口一番を務めさせて頂きました。今は出番おわり、楽屋でこそっとこれを書いているところ。

家元関連の会で、しかも紀伊国屋ホールで、自分のことをなんか誰一人として求められていない状況だから、色を残さず道灌をサラッとやろうかという線もずいぶん考えたけど、家元だったらどうされるかな、と考えて、空気読まず自分の色を全面的に押し出すことにした。
短い時間でできるし、立川流ともリンクできそうだったから『何時材』を。どうせならと昨日の闇夜にコソコソも意識して、導入部の大喜利ゾーンをいつもより多めににやって遊んだりした。『「飛ぶ鳥を落とす勢い」より勢いのある言葉を作ってください』という問いで、3つかな、フレーズを紡いだ。あんまりうけなかったけど。。。
お客様がどう思われたかは分からないけど、とにかく攻めて正解だったと思えたから良かった。とことん空気なんか読まず、やるべきことをやれるようになりたい。