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3月第3週

 毎週月曜日は週の予定を書いたりすることに決めていたのだけど、昨日はすっかり忘れてしまっていた。ルーティンワーク、むずかし。ということで火曜日の今日に今週の予定などを。

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 まずはなんと言っても14日の談笑一門会が最重要案件。僕は『第四者』をネタ出ししていて、これまでも何回かやってる噺だから出来るのは出来るけど、どうせならちょっとガラッと変えるくらいのつもりでブラッシュアップしたくて、それをこの数日でどこまで積み上げられるか、といったところ。 前回は『カレンダー』がまさに同じ状態で、しかもそれが上手くいったので、今回も何とか頑張りたいなぁ。そもそも師匠は、この一門会は演者もお客様も気負わず楽しめるような会にしたいというコンセプトで企画されたし、だからこその今のネタ出しシステムで、(新しい刺激的な作品を発表する場でなくて、やりなれた得意なネタをいつものようにきっちりやる)、僕もまだまだ得意ネタというか、やりなれたネタというのはもちろんあるのだけど、今月の『第四者』、そして来月の『社交辞令』と、まだやりなれてない、これからブラッシュアップしていきたいネタをやっていく感じで僕は舵を取ろうかなぁと思い出した最近。そっちの方が自分に合ってる気がするし、また、そうじゃないと、なかなか作業に取り組まないから。
 ともあれ、この会は毎度言ってるように「お祭り」だと僕は思っているから、今回も当日の実況ツイート始め、どんどんワッショイしていこうと思うので、皆様もぜひ!!今月は師匠の『井戸の茶碗』が目玉になるだろうなぁ。僕も数回しか聴いたことがない、なぜか師匠があまり演られないネタなのだけど、そこには当然師匠独特のクダリというか、演出が入っているから初めて聴く方は新鮮に楽しめるはず。来月の『抜け雀』もそういう意味ではレアなネタなので、いよいよ、ネタ出しシステムが機能し出した感じ。個人的には浜野と鉄拐、あとはらくだ、妾馬あたりを聴きたい。14日(金)の19時から、武蔵野公会堂です。よろしくお願いします。

 あとは『のちのちのち』のネタを稽古しなくちゃいけない。「たぶんこのネタでいこう」というのはようやく決まったので、それをガンガン取り組まなくちゃと言ったところ。計3席で、2席ネタ下ろし(そのうち1席はこの日以外一生できないと思うけど)、もう1席は何回かやったことあるけど、もうちょっと整理したい噺。この会に向けて用意しなくちゃいけないモノがあって、それはだいぶ進んできたからたぶん来週中には何とかなるはず。ご予約の人数もひとまず想定していたくらいの方々には集まってもらえるので一安心。少人数でこっそりやりたい会とは言え、少なすぎるのもつらいから、そういう意味ではちょうど良いくらいの感じになりそう。ありがとうございます。

 『レコ発企画』の全体打ち合わせが半ばにあるから、そこでの内容次第で今後の動き方も変わってくるはず。まだ僕が具体的に進めるべき作業はほとんど無いので当面は客観的な立場であれこれ意見を出せればと思っている。打ち合わせ場所が前回と同じくゴールデン街のあるバー、というのがこの企画っぽくて良い。ま、地道に進めていきましょう。

 『スクラップ企画』はもうもうカウントダウンが始まった感じで、とてもワクワクしている。とりあえず制作面の諸々はほぼ固まって、あとは内容を具体的に詰めていく状況。第1回目のゲスト候補の方にいま出演依頼をさせて頂いたところで、無事にうまくまとまえば告知も開始と言ったところ。どうなるかなー。

 そして新しく、思わぬところから思わぬ依頼がきて先日打ち合わせに行ってきた。とりあえず僕が協力できる部分に関しては全てお話ししてきたので、ひとまず先方が企画書にまとめて立案されるらしい。実現したら、これはまた楽しみなイベントになりそう。まだまだどうなるか分からないけど、勝手に想像してほくほくしているところです。そういうワクワクする話がいっぱいくるようになったら嬉しいなぁ。

 ホームページの更新にもようやく着手しだしてて、4月頭、最悪でも4月中に更新できたらなぁと思っていて、そのタイミングでグループ化についても明記したい。宣材も撮りにいかなくちゃ。それと、あ、「噺家が闇夜にコソコソ」だ。これは収録はまだ先だから、別に今どうこうできるあれじゃないけど、楽しみかつ緊張する一件。

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 昨日は原宿で『スクラップ企画』のスタッフさんと打ち合わせをしてきた。指定された『タスヤード』という喫茶店に行ったのだけど、オシャレすぎて焦った。入口で有機野菜を売ってたりしてた。ともすればベローチェ一点張りになる自分だから、こうして外の世界に触れられるのは楽しい機会だったりする。
その後、渋谷でとある方と打ち合わせをしてきた。落語家としての師匠はもちろん談笑だけど、僕にはもう一人師匠的な存在の方がいて、まあ師匠と言うよりは大先輩の同志、と言った感じなのだけど、近況報告をかねて久しぶりにお会いしてきたのだった。
 特に何の話をした、とかは無いのだけど、とにかくその方が通奏低音のようにおっしゃる事があって、それを10年前と全く同じトーンで、同じようにおっしゃっていて、何とも嬉しい気持ちになった。尊敬と同時に畏怖の念すらも抱かせてもらえるような方と接することができるのは本当にありがたい機会だ。
 原宿から渋谷へ歩いている途中、文化村のところで定点カメラで撮影をしているクルーがいて、3月10日だと言うことをすっかり忘れていたけど、何となく「あれっぽいなぁー」と思っていたら、さっき、これだと判明した。ただの偶然だけどタイミングがタイミングだったので嬉しい偶然なのだった。もちろんC幼笛を吹いといた。

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