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楽屋ばなし#63コメンタリー

 今週から春吾兄さんとの楽屋ばなしにスタッフさんが加わってくださった。今までは僕が編集と更新作業を請け負っていたのだけど、なんせズボラなもので決まった時間に更新することがなかなかできなかったりしたので、春吾兄さんがスタッフさんを連れてきてくださったのだ。今日は10時ぴったりに更新してくださったし、早くも次回分の音源も編集済みだったりして、あまりの仕事のできる加減に驚いている。なので、僕はこれまでに比べるとカロリーが低くなるから、これからはアップされた音源を聴いて、感想なんかを書いていけたらと思う。継続できるかは不安だけど。ということで、今日のブログは楽屋ばなし#63(選挙)を聴いてから読んで頂ければと思います。

http://gakuyabanashi.seesaa.net/

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 選挙の話をしよう、というしばりだけを決めて話し始めた今回。いつもはどちらが話始めるかも決めてから録るから被ることは無かったのだけど、今回は決め忘れていたから出だしのあの感じ。そこから、春吾兄さんはもう少しその感じで遊ぼうとされていたけど、僕としてはスタッフさんが入ったということを言っておきたかったから流して話を展開した。横でくすくす聞こえるのはスタッフさんの声なのだけど、二人きりで録るよりも反応がある方がやっぱりやりやすいなぁという印象。一応、笑い声は我慢してください、という前提で録りはじめました。
 スタッフさんの話をし始めた時は、スタッフの数が多い、とか、その先に日常生活のありとあらゆる場面にスタッフを採用している、みたいな方向へ展開したいなぁとパッと浮かんだ。「そんな所にスタッフを使ってるの?」みたいなツッコミを聴いている人ができる感じの。あとは「スタッフを集めるスタッフ」みたいに階層を下げていく感じとか。
 話し始めると同時にそういう方向で考えが進んだけど、春吾兄さんの15人という答えを聴いて、なぜか、3人。と言ってしまった。3人と言うときにはじゃあ、「スタッフ」と「関係者」を分けて言おうとは思いついていて、本当はスタッフと関係者の違いみたいなところをネチネチ二人で話しても面白そうだったのだけど、ちょっと大喜利要素が強そうで重たかったから、「関係者=家族」という流れになった。途中、母方の関係者、と言っちゃったのはミスだけど、「関係者が大往生」とか「空から関係者が見てくれてる」とか「関係者を霊的に見立てる」とか「夜中に関係者」とかに広がったからまずまずの出来。その後の春吾兄さんの「スタッフは夜中にいる」というところを広げてもよかったけど、時間が結構経ってたから選挙の話に。
 「投票に行くけど、投票をせずに帰る」と言うのはまぁまぁ好き。その後の「体育館が懐かしい」という春吾兄さんの展開は好きで、もう少し広げたら良かった、と後から聴いたら思う。はしゃぐ、とかも、ちょっと好き。
 そこから「犬」に展開できたのは僕が調子が良かった証拠で、そういう流れうまく作れない回があって、というか結構そういう流れを作れなくて、逆に作れた時は調子が良い証拠。「犬」というチョイスはセンス的には全然だけど、流れを作るのが自分の仕事だと思っているから仕事としては十分。その瞬間に「他にはどんな候補者がいるのか?」すごくワクワクするし。たぶん動物以外に物とかにも広がっているんだろうなぁと思いつつ、犬の話。
 「応援演説を聴いている」とかは、「応援に来ている政治家がいる」というのがまず1つのポイントだけど、画を浮かべられるかが楽しめるかどうかのポイントかなぁ。春吾兄さんは楽屋ばなしだと画を大事にされる節があって、だからあそこで兄さんが楽しそうな感じなのも60回もやってきたらよく分かる。いわゆる選挙の街頭演説に、立候補者を犬に変えて、その映像を思い浮かべて楽しんでらっしゃる感じ。その画があってから、言葉で切り取っていく感じなのかと。他のトコいきた過ぎてリードがピーンとなってるとか、もっと犬の情景を切り取れたら面白くなるのだけど、音源ではあれくらい。
 で、次の「120歳」というのが春吾兄さんの切り口。僕としては、というかセオリー的には人→動物→、と来ているから、物にいった方が分かり易いのだけど、そこであえて人に戻す感じが春吾流。流れを作った側としては内心、「あー、そっちに行くかぁ」と思いつつ。本当はここを「犬」と同じように展開できたら良かったのだけど、僕としては気の利いたことを言えず。基本的にそうなのだけど、自分から振った場合は自分で何とかしなきゃと思うから色々頑張るけど、人が提案したものは最悪向こうに任せられるから、と考えるのを放棄しがちでもある、僕は。
 「供託金を集める犬」「ポスター貼る犬」なんかも画とセットで面白がってる感じ。その後の「犬にとって都合の良い世の中になっていくんじゃないの?」というフリは広げられるはずなのだけど、初めから僕が広げる気が無く、適当な相槌だけになってしまってるから残念と聴いて思った。春吾兄さんはちょっとそっちに広げたそうな空気出てるもんなぁ。気づかなかった。「犬が横暴」面白い。「犬にオブザーバー」俯瞰で考えたら楽しめそうだけど、ちょっと足りなかった。
 「杖2本」とかは春吾兄さんらしい流れ。で、ちょっと停滞感あったけどまだ少し時間があるなぁと思ってたら、「立候補してないの?」という助け舟。新しい流れにいけると思ったのだけどあまり広げることができなくてしんどいなぁと思ってる時に「期日前投票」の流れに。こういう展開をできるのも調子が良い証拠で、悪いときは本当にこういう単純な展開すらできなかったりする。「3年後のやつも投票しておいた」とかはもっと広げられる雰囲気がぷんぷんだったのだけど、時間的に終わりへ。という感じ。

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 あと何本分かはこの日に録った音源をアップすると思うのだけど、概ねこの日は調子が良かったのでグズグズにはなってないと思います。
 楽屋ばなし、iTunesでも聞けるようになりましたのでぜひぜひ聴いてみてください~。感想とかお題とかもサイトのコメントに書いてもらえたら、どんどん反映させていきたいと思っています。