渋谷のホームで打ってる。23時過ぎ。電車とかホームとかでパソコン開いて作業している人を見て「そんなの仕事場で全部やればいいのに」とか思ってたけど、自分がこうなるとは、と思っている。視線が恥ずかしいのと、しかも仕事のメールとかじゃなくてブログを書いていると思うともっと恥ずかしい。あと、いま、少しお腹が痛いのも気になる。もともと胃腸に難ありなので、特に冬はかなりの頻度でお腹が痛くなるからいつものことだけど、やっぱり面倒だ。とりあえずトイレへの動線を確認しつつキーボードをパチパチと。

　今日は『レコ発企画』のメンバーに誘われて「参考になるから」とスーパーデラックスへcarsten nicolaiというメディアアートをやってる人のライブへ行ってきた。音楽が多少好きとはいえせいぜいポストロック止まりで、ＩＣＣとかでやってそうな方向は興味こそあれ今のところアンテナが届いていなかったでちょうど良い機会だと思って行ったのだけど、結果どう参考にしたらいいのか、まったく分からなかった。すごい世界もあるものだ。

　六本木に行ったら毎回そうなのだけど、昔の職場が六本木通り沿いにあるから渋谷まで歩きつつ散策をしてしまう。不義理で辞めた形が若干あるから挨拶なんかはできないけど、東京来てから最初の３，４年は駒場東大前に住んでいて、なのでいつも自転車で六本木通りを走っていたから懐かしさが凄い。いつだったか、志の輔師匠のＣＤをたまたま買って落語を好きになって、それからひたすら音源を集めて聴いて、ようやく初めて生で落語を聴いた(志の輔師匠の小間物屋政談)次の週くらいに、夜中、六本木通りで志の輔師匠とすれ違ったのだった。その頃はすでにぼんやりと落語家になりたいと思えるくらいに落語が好きだったからびっくりしたのち、しばらく尾行してしまったものな。もう「好き」が過ぎて変な思考になってるという。

　六本木に来るといつもそのことを思い出す。