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リスタート

 深呼吸。一息つく。ふぅっと一息。大丈夫。よし。
 31日の談笑一門会、会が終わったあとは後片付けから打ち上げへと流れ込むからブログを更新する時間は無いと分かりきっていたのに昼間に更新しなかったのがそもそもの失敗。結果、12時を少し過ぎてからのアップになってしまった。表向きは更新時間を変更して間に合ったようにしたのだけど。露骨に落ち込む僕を笑二や笑笑はそんなに落ち込むことか、と不思議な目で見ていたけど、以下の体たらくぶりを見てもらえれば落ち込んでいた理由が分かる。そもそもブログを1年間毎日更新しようと思った一番の理由は、コツコツとなにかをやり続けることが苦手な自分にとっては、決めたことを継続するということに少し慣れることができたらずいぶん生きやすくなるんじゃないかと思ったからで、まぁ、それがブログである必要は無いのだけど、ちょうど師匠に毎日ブログを書きな、と言われ続けていたのにできていなかったことがどかで引っかかっていたのかもしれない。
 そんなわけで、ベタな話だけど、「今日くらいはいいか。」と油断をすると僕の性格からして集中力が途切れてしまいグズグズになってしまうと自覚していたからこれまで何とか毎日更新を続けてきたのだけど、31日、ついに途切れてしまった。というか早すぎるけど。そしてその結果、この数日間のありさま。決めたことをやり続けるのは難しいなぁ。

 僕はイタイ人間なので部屋の壁にネタとかto doの他に目標なんかを書いて貼っている。ブログを始めた2013年12月11日付で書いてあるメモには、「熱量」「ストイック」「誠実であること」「あたりまえ」などなどと書かれている。どれも自分に足りていないものだったりする。決めたことを決めた通りできないのは、自分に自信がないからなのかもしれない。選んだりもしくは捨てたりするだけの確信がないからなのかもしれない。そこに遊びの余地があるから、それは潜在的な余力となって、いつかの原動力になると思っていたりもするけど、それでも余力を残しながら進んで思う自分へなれるかどうかすら怪しい。

 ともあれ、ひとまず、深呼吸。一度途絶えた継続は、またゼロから始めるしかない。小出しにせずにきたるときにドンと出した方がワクワク感はあるのだと思うけど、そもそもこのブログを読んでくださっている方々はもっとコアなところで僕を見てくれているのだろうと思うからちょっと今抱えていることについて書いておこう。頭の整理にもなる。

 まずは『吉笑年鑑2013』を作っているところ。や、実際はまだ全然作業できていないのだけど、去年と同じく4月1日発売予定なので僕の作業=コンテンツの用意は2月中に終える必要がある。最初は、2012年の年鑑はこの企画の1冊目だったこともあり年鑑集を強く押し出したものだったから、結果、自分に興味がある人にしか楽しめないモノだったのだけど、こんにちはカルチャーをスローガンに掲げている今年は、僕の事を知らない人でも楽しめるものにしよう、と思っていて、となると、バカドリルのようなパッと見て楽しめるアイデア集のようなものになるのかなぁと考えていた。それを起爆剤にちょっとずつ前へ出て行こうかと思っていたのだけど、最近はそれ以外に起爆剤になりそうな企画が始まりそうな空気を感じるようになってきたので、ガラッと方針を変えて、僕の作品集にすることにした。まだまだ地方で落語をやれる機会がなくて、ということはゆくゆくは持ちネタを地方のお客様にも見て頂けるチャンスがあるということだからネタを温存しておく方が得策だ、とか思っていたけど、ちょっと考えが変わって、これまで作った僕のネタを容量が許す限り載せることにした。パッケージとしては『立川吉笑初期作品集』という感じかなぁ。2013年までを立川吉笑の初期と自分で決める感じの動き方。キャリア4年ですでに僕は僕の中期に入る訳で、となると先は短い感じがするけど、まぁ今年はちょっと動き方変わるつもりだし、というかそういうきっかけの年にしたいし、あとグループ化もするならまぁ良いタイミングかなぁと思って、高らかに立川吉笑、初期終了宣言をしようかなぁと。なので、とにかくネタをドドンと掲載するつもりなのだけど、どうせ載せるにしてもらしさを出したいと思うから、そのことを今は考えているつもり。1つ思いついた方法はケレンの類だけど、実現したら僕が初めてかもしれない。あとはそういう方法をいくつか見つけることが出来たらもっと面白くなるのだけど。
 あー、本当は完成するまで書かない方が良かった気もするけど、ま、仕方ない。落語会の方は1月に入ってから動き始めた企画があって、これは場所も決まったし企画の大枠も決まって、いまはゲストのブッキングを考え始めているところ。こんにちはカルチャーともまた少し違う方向を見据えたスタイル。仮に『スクラップ企画』としておこう。これは6月、9月、12月くらいの感じで今年はやりたいなぁと思ってて、特にゲストの人選が大事な形なので、そこをどう決めるか、を考えているところ。昨日、メンバーと話していて、少し方法が見つかった感じ。愚直なやり方だけど正面からゲストを決めようと思う。ネタ下ろし1席を含む落語2席とゲスト、という感じかなぁ。
 それとは別にもう1つイベント。これは10月くらいにまずは単発で1回やりたい。こんにちはカルチャーど真ん中の会。これも場所は決まりかけで、そこになったら嬉しいなぁ、という会場案で進めている。こっちは『レコ発企画』としておこう。中味についても全体を貫くコンセプトは固まり出したから、これから各々が自分の仕事をまずはきっちりしていく感じ。僕の出番はこれもネタ下ろし含む落語2席かな。1席は古典。

 いまはそんな感じかなぁ。『レコ発企画』の方は去年から少しずつ考えていたことがようやく動き始めた感じだけど『スクラップ企画』の方は本当に急に動き始めた感じ。これは『立川吉笑』のメンバーと話をしているときに急に提案してもらった動き方でグループ化の効果が早速出たな、という感じ。そこから派生した企画も動き出せそうな感じなのでほくほくしている。

 こうして、自分にとって流れの良いことをまとめて書くと自然に気分が上がるから書いて良かった。それらとは別にとにかく早く始めないといけない会があって、それはひたすら古典を勉強するための会なのだけど、こちらは巻き込めるメンバーがいなくて自分ひとりで進めなくちゃいけないからどうしても後手後手になってしまう。3月からやりたい、というかやらなきゃだけど、どうだろうか。いや、やれ、自分。

 改めて深呼吸。一息ついて、また始めよう。ブログ読んでくださってありがとうございます。少しずつだけどアクセス数が増えたりして、実はそれが一番うれしかったりします。