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DVD

 気がついたらブログばかり書いている気がしている。もっと毎日が色々な体験で満たされていたらそれこそ書くことがたくさんあって、ブログを書いているという気よりも、体験したことを記録している気になれるのだろうけど、仕事が無い日はひたすら家といくつかの喫茶店をウロウロしながらパソコンを触っているか考え事しているか、くらいしかないから、その中から無理やり書くことを探す作業をしているとブログばかり書いてる気がしてしまう。
 昨日はそれこそ休みだったから夕方くらいに家を出て阿佐ヶ谷の喫茶店で作業していただけの一日なのだった。そういや「喫茶店とカフェ」か「カフェと喫茶店」というタイトルのうしろシティさんとさらば青春の光のユニットライブのDVDを作業の合間に観たのだった。ユニットコントのクオリティも凄いし、コンビだけのネタも全て凄くて、これは良いライブだなぁと思った。落語会でもあれくらいの質を出せないとだめなのだけど、やっぱりお笑いライブの仕上がり具合とは今の所戦えていないのが現状だから、それは本当にただただ今年の課題だったりする。以前はそれこそお笑いのDVDを漁るように買っていたのだけど、最近はバカリズムさんとラーメンズさんのを買うくらいであとは東京03さんとバナナマンさんのが出たらレンタルするのと、特に好きな芸人さんのはチエックするくらいだったのだけど、また最近お笑いDVDにはまりつつある。すごくやる気が出るんだよなぁ。去年のチラシの好きなモノリストにも入っているけど、僕のフェイバリットは、コントライブなら『プロペラを止めた、僕の声を聞くために。』、映像コントなら『ビジュアルバム』、全ジャンルで一番好きなのが『一人ごっつ』だったりする。落語というスタイルだと映像での見せ方が難しいから仕方ないのだけど、ライブ記録というだけでなく、DVDだからこそ成立するような、でも紛れもなく落語の、そんな方法を思いつきたいものだ。
 そういや去年、ある会社から「DVDを作りませんか?」という話を頂いて、その打ち合わせの際に生意気ながら、「従来の形でないなら引き受けさせて頂きます」と、ある企画を提案する、というド新人にはあるまじき交渉をしてみたのだった。ダメ元で提案してみたら、先方も変わった会社で、「ぜひそれでやりましょう」というような形になったので、予定通りいけばそのうち企画が動きだすはずなので、それは楽しみの1つだ。そこで提案した企画はドキュメンタリーのようなもので、飛び道具の1つだから、それ以外に、ちゃんと芯を食った自分なりの落語DVDのあり方も考えておきたいなぁ。