News

噺家が闇夜にコソコソ

[告知したいこと]

1月10日(金)19時15分~
立川談笑一門弟子勉強会@高円寺・庚申文化会館
出演:吉笑、笑二(2席)、笑笑

1月31日(金)19時~
立川談笑一門会@吉祥寺・武蔵野公会堂
出演:談笑(2席)、吉笑、笑二、笑笑

詳しくはスケジュール欄をご覧ください

///

 23時5分、かつてなくギリギリの更新になってしまっている。思うとこあって、12月10日から1年間毎日ブログを更新しようと決めて、今日でようやく20日目。昨日までの段階で32000字書いたみたい。ワードで27ページ。これが1年分貯まったら凄い量になるなぁ。もちろん、ブログを更新することで面白い落語が作れたり、落語が上手くなったりするわけじゃないし、その時間を稽古に費やしている方達からしたら無駄な時間の使い方かもしれないけど、自分としては必要な作業だと思っている。無事に1年間やり遂げられたらいいな。

 昨日は談笑一門の忘年会。クリスマスイヴの集まりにも参加できなかったから久しぶりに師匠とご一緒させて頂いた。テレビで見たことしかなかった、マグロとネギのネギマ鍋を頂いた。江戸時代っぽくてほくほくした。色々な話を聞かせて頂いたのだけど、個人的には、僕のロールモデルにするべき人物として挙げてくださった方が思ってもいなかった方達だったので驚いた。なるほどなぁと思った。いつもはビールしか飲まないのだけど、忘年会だしいいかと思い日本酒を飲んだら、やっぱり酔いが回って後半は少し喋り過ぎた。師匠と別れて、帰宅して、気がついたら眠ってしまっていたのだけど、テレビから師匠の声が聞こえてきて目が覚めた。ちょうど「噺家が闇夜にコソコソ」が始まったところだったので、頭が微妙に痛かったけどリアルタイムで見た。大喜利パートは、スタジオでは実際は2問やったのだけど、1問目が完全にカットされていて2問目の『激おこぷんぷん丸より怒ってください』のみの放送だった。事前大喜利で4位と躓いたこともあって、1問目の立ち上がりがなかなか波に乗れずに苦戦していたので、全カットは僕としてはありがたい編集なんだった。1問目の最後あたりで流れに乗ってきて、2問目の1発目、『業務用 激おこぷんぷん丸』で完全にペースを掴めたから後はただただ楽しい時間だった。『業務用』の後に同じベクトルで『激おこぷんぷん丸 様御一行』というのも用意していたのだけど、春吾兄さんが「もっと怒ってください」という今田さんのツッコミを引き出してくださったからそれは破棄して、もう1つ書いておいた『邪邪丸 ピッ殺 首ポロリ』を出した。などなど、とにかく思いつく答えを書いていって、あとは流れを見ながら出すか出さないか判断する、という手法で挑んだので次の『鬼怒川温泉』の時点ですでにフリップが無くなってしまい、スケッチブックに書くことになった。前の2つで空気ができていたから鬼怒川温泉なんかは字体を荒くして大声でドンと行ったら思っていたリアクションを頂けて、たぶんこの瞬間が自分にとってのハイライト。個人的には春吾兄さんの『そんなのいいから丸』が面白かった。一番笑ったのはぴっかり姉さんの『フルボッコ金蹴丸』。放送では2番目くらいの解答だったけど、収録上では確か皆一通り答えて、硬直した場面で急にド直球を放り込んでこられたので普通にウケてしまった。
 番組を観終わって寝ようと思ったけどなぜか寝つけず、でも頭が痛いから作業なんかをする気にもなれないから、ひたすら目をつぶってボーっとしていた。朝になって、だいぶ体調もよくなってきたから掃除なんかをして13時くらいにちょっと昼寝のつもりでうとうとしたら、20時まで寝てしまった。最低の1日。
 コツコツと継続することが苦手な性分なので、なるほど、1年間ブログを更新し続けるというのは僕にとっては一番の訓練になるかもしれない。1日でも油断したら、全てが水の泡だから、気も引き締まる。