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新札

 昨日のブログは書くのに1時間くらいかかったのだけど、それくらい書くと次の日のブログを用意しようとしてもずっとブログだけ書いてるきになって、なかなか取り組めないもので、結果、今20時。原宿はiki-baでの談笑一門弟子勉強会、出番が終わった楽屋で書いてる。このあと休憩挟んでトークコーナー、一年を振り返ろうと思っている。
 場所が変わるといらしてくださるお客様の感じも微妙に変わったりなんかして、今日もチラホラ久しぶりにいらしてくださるお客様なんかと会えてほくほくした。あと、最前列のおじさまがすでに酔っぱらっていて、グーグー寝ていたけど、何のフォローもできずに、空気を1つにすることができなかった、反省。
 今日が金曜日ということは、もしかしたら銀行はもう年内の営業は終わったのだろうか、と今気がついた。お年玉用の新札準備をまだしていなかったのだ。落語界では二ツ目になると前座さんにお年玉をあげなくちゃいけなくて、というか普段から楽屋で色々とお世話してもらっているから感謝の気持ちを込めてお年玉をあげるのだけど、その際は、やっぱり新札が良しとされている。前座の気持ちからしたら頂けるだけでとても嬉しいのだけど、それでもやっぱり『あ~この人は新札か~』『この人はしわくちゃだなぁ』などと僕も前座の時に頂いたお年玉をポチ袋から出しながら思っていたので、ここはひとつ几帳面だと思われるためには新札で渡したいところだ。そして生臭い話ながら額の問題もある。二ツ目だと普通は2千円が相場なのだけど、たまに3千円くださる方がいて、やっぱり前座としては3千円入っているとワッと嬉しくなるから、僕も3千円あげたいところだけど、あとは生活と要相談といったところだ。前回は初めてのお年玉だったことや、後輩がそこまで多くなかったこともあって(前座でキャリアが上の方には渡さなくてよい仕組みになっている)、思い切って3千円入れたのだけど、今回はずいぶん後輩が増えたからその千円が致命傷になりかねないから、ギリギリまで熟考して決めようと思っている。
 あー、年賀状も書かなきゃだし、いよいよ年が終わる感じがしてきてなぁ。今日で仕事納め、今年もありがとうございました!よいお年を!