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成功体験

 フジテレビで12月29日の深夜に放送される『噺家が闇夜にこそこそ』の収録に行ってきた。23時入りで、師匠方のメインコーナーの撮影が終わった2時過ぎからの収録で、ちょっとしたゲームコーナーに出演させて頂いた。昨日のブログを更新したあと、新橋のスタバで珈琲を飲みながら音楽を聴いて気持ちを持ち上げていったら、とりあえず体調が悪すぎることからは解放されたので、無事に収録に挑めてよかった。
 放送まで詳しいことは言えないけれど、とにかく自分の仕事はできたからホッとした。師匠がギャラリーとして残ってらしたようなので、ちょっとは師匠孝行ができたのじゃないかな、と思う。立ち上がりは苦戦したのだけど、2つ目の立ち上がりで一気に行けたので、そこからの3つは自分としても理想的な流れだったので、ゲームをやりながら快感が止まらなかった。どれがオンエアされるかは分からないけど、ひとまず、ひとまず!
 にしても春吾兄さんが別路線で無敵状態になっていて、羨ましかった。根本的な立ち位置が決定的に違うんだなぁと少し横で眺めながら嫉妬すらした。僕の振る舞いは平均点やや上くらいをキープする形だったのだけど、春吾兄さんの振る舞いは満点か赤点か、見る人に委ねる形。にしても楽しかった。

 成功体験をしたら僕は浅ましいもので、もっと楽屋に残ってスタッフさんとかに褒めて貰いたかったのだけど、先輩方と一緒にまっすぐ帰宅。タクシー券なるえげつないモノを頂いて、明け方の首都高から見えるビル群なんかをぼんやり眺めながら、自分のパフォーマンスを振り返って悦にいったりしたし、途中、掛かって来てないのに電話に出たフリをして、「自分は今日良い仕事をしたんだ」ということを運転手さんに暗に伝えようとしたりもした。痛いなぁ。

 さてさて、それにしても体調はやっぱり芳しくない。腰の奥だとか、節々が痛む気がするのでやっぱり風邪なのかなぁ。やだなぁなどと思いつつ、じゃあ早く寝たら良いのだけど、もう少し余韻に浸っていたい気もするので、こうしてブログを更新しているわけだったりする。ここ最近はクリティカルな成功体験ができていなくて、それがもしかしたら良くない要素だったのかもしれないけど、たまにこうして良いパフォーマンスができると、自分の居場所が少しはある気がして前向きになれる。
 成功体験、もっともっとしていかなきゃな。自分が死んじゃうな。