季節は移ろい日々が流れゆくのと全く同じ原理で、つまり完全に一致した原理で、

風邪気味が風邪になり、そして風邪気味になり、風邪治り気味になった今、やがて来る風邪治りをコホコホ言いながらただ待つのみの身である私でございます。連日阿佐ヶ谷のサンマルクに来てはぼーっとして、季節が移ろうのを待っているわけだ。

昨日なんかは、ぼーっとすることすら阻まれてしまったわけで、ぼーっとしようとサンマルクに足を運んで席にも、レジにも再び席にも足を運んだにも関わらず、ぼーっとするという夢半ばにして、なぜか『惡の華』というアニメをユーチューブで観ることになったのだ。現在進行形で放送中のそれは第５話までネット上に転がっているようだったので、とりあえず２話分だけ観ようと思ったにも関わらず、というか、その時点で結果は目に見るよりも明らかだったのだけど、３時間後には５話分全てを観たにも関わらずすぐさま続きが観たいとモヤモヤする己の姿を、ノートパソコンの画面越しに明らかに目に見たのだった。人間は弱い。や、とりあえず僕は弱い。

たまにコホコホ言いながら、僕を、早送り、というか、僕の次のチャプターまでスキップしたいと思ったのだけど、そこで考える。僕の次のチャプターは果たしてどこなのかなぁと。そもそもチャプターなんてあるのかなぁと。(友人から貸してもらった資料用ＤＶＤを観るとき、しばしばチャプター分割されてない時があり、煩わしい思いをする)

スキップしてみた所で、死ぬ目前だったり、いきなり修羅場にドン、だったりしたら怖いのでスキップは怖いなぁと思いできれば早送りで時間をゆっくり早めたいと思ったりしつつ、本体には早送りボタンは付いてないようだし、リモコンも無くしちゃったし、立ち往生をしている。僕には頬っぺたにいくつかのホクロがあって、もしかしたらそのいずれか、もしくは全部を押せば早送りできる気がしなくもないけど、押したホクロが停止ホクロだったりしたら、誰かに再生ホクロを押してもらうまで停止し続ける羽目になるし、取り出しホクロだった場合は何を吐き出せばいいのか、どこから吐き出せばいいのか(たぶん口と思われ)、逆に何も吐き出せなかったらそれはそれで自分のカラッポさを恥ずかしく感じるだろうし、どうしたものかと思ったりしつつ、、、と思うことが正しくぼーっとしていることなので知らぬ間に目標を達成していたわけである。コホコホ。

 

さてさて、直近ではありますが、17日(金)19時から、原宿iki-baにて、春吾兄さんとの会をやることになりました。落語１席ずつと、後半は『楽屋ばなし』の公開収録を行うことになりそうです。

果たしてニーズはあるのかと不安になりかけたけど、そもそも今書いているこのブログすらニーズがあるのかという事になるし、もっと言えば自分自体にニーズはあるのか、そもそもニーズはあるのか、ニーズってなんなのだ、ニーズ？ニーズ。ニーズ。ニーズ。コホコホ。ニーズ。ニーズ？ニーズ。コホコホ。よろしく。お願い。コホ、します。

 

あっ、詳細はスケジュール欄に書いてあります、念のため。