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第二次・第二次成長期

昨日はブログを更新していたら「思春期の乙女」モードが完全に無くなって、グイグイ上がってきたから勢いで談吉兄さんに連絡して練馬で夜ご飯を食べた。「お酒を飲まずに純粋に食事だけを」というテーマだったので新鮮な食事会で色々と楽しい話をしたり、気持ちの整理の仕方などためになる話を聞かせてもらったりした。とても楽しくて上がりっぱなしだったのに、最後のデザートを頼んだら急に「思春期の乙女」モードが立ち上がってきて、急に「ヤバイ」となってしまった。トイレに行って気分転換をしようとしても吉笑の乙女の部分がどんどん大きくなってきたので、正直に兄さんに「僕の乙女の部分が大きくなってきました」と報告すると、兄さんは「例えばそわそわしちゃうんだったらそわそわしたら良いんだ。じっとして居られないんだったら思いっきり動いたら良いんだ。見てろ!」と急に店の外にダッシュで飛び出された。後で聞いたら意味も無く店の前でスクワットを5回してから戻って来られたようで「とにかく衝動を全面に出して発散しろ!」という事を伝えようとして下さったみたいなのだけど、まず兄さんが急に飛び出され独りになったことで不安になり吉笑の乙女化が促進されてしまい、また「何事か?」と店員さんが席に来たので適当に「いや、電話がかかってきたみたいで・・・」みたいな気遣いをするハメになり、余計しんどくなったのだけど。
 デザートのいちご杏仁を食べていると「思春期の乙女」モードがするする消えていったのでホッとしたのだけど、帰り道途中まで一緒に歩いてくださったりした。談吉兄さんに客観的に自分の状態を分析して頂いてかなり明確にどうおかしいのか、どれくらいおかしいのか、が分かったのでちょっと本腰入れて僕の中の「思春期の乙女」とお別れすべく動こうと思っている。その一環として帰ってまずは部屋を掃除した。そして夜寝て朝起きるという普通の生活スタイル、ちょっとしたジョギングを継続しつつ、観葉植物を買おうと考えていたりする。「思春期の乙女」というと変なニュアンスも混じるけど、本当に「思春期の不安定さ」みたいな感じだと自分では思っていて、この現象を「第二次・第二次成長期」と名付けてみたりした。若者からおっさんに移り変わる時に生じる気持ちの不安感みたいな。

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 先日はそんな談吉兄さんの初めての独演会「談吉百席」へ、お手伝いしがてら勉強に伺ってきた。初回、大荒れの天気、超満員、などの要因による後押しと兄さんのお人柄もあったのだろうけど、稀にみるホーム感が非常に羨ましいと思ったのだった。こはる姉さんの会も同じようなホーム感があるのだけど、僕の会には今の所そういうホーム感はほぼ無くて、何と言うか独演会が一番ヒリヒリする現場というか正念場というか、とにかく温かい感じはお二人の会に比べると少ないのは確かなのだった。
 まぁ普段の動き方だったり、進んでいる方向だったりでそういう空気になる理由が分かる気もするし、むしろその方がいいような気もするのだけど、無いものねだりなのか、あのホーム感には憧れるのだった。ちなみに僕にとって一番ホーム感を得られる場所は「古典王道派の先輩方2~3人+自分」という環境で、ただこれをホームと定義すると基本アウェー戦になってしまうので、もう少し大きなホームを築けるようにしなくちゃなと思う。といいつつ、自分が試されているような、ヒリヒリした雰囲気に真っ向勝負していく状態も結構好きなので、そのあたりバランスよくやっていきたいなぁと。
 帰り道、大雨でズブ濡れになったのだけど、そういう感じも含めて談吉兄さんの会っぽいなぁと思ったのだった。あんな空気の会をいつかやりたい。