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2015年6月27日

 『ニュー・ラクゴ・パラダイス』『5年目の吉笑』とカロリー高めの会が何とか終わって、あとは今日の『談笑一門会』のみクリアできれば一段落。本当にアップアップで不甲斐ないパフォーマンスばかりしていて、いらしてくださっているお客様に申し訳ない。もちろんそんなことはリアルタイムでは絶対書かないことだけど、誰よりも自分自身がもっとできると自分のポテンシャルを知っているから、自分に腹が立つ。
 感想ツイートを見ていると、純粋に楽しんでくださったり、ともすればちょっとした感動を与えられているようで、それは当然嬉しいのだけど、だからこそもっと自分が満足できる万全のパフォーマンスをしたいし、もしそれができていたらどんな反響だったのかが気になってしまう。

 とは言え、現状の自分はやっぱりこの程度のパフォーマンスしかできないところを見ると、これが本当の実力なのかもしれない。やったらいいことは分かっているのだけど、それができていない。そのことは『3年目の吉笑』の時から全く成長していない。進歩していない。どうしようもない。

 それでも、明らかに応援してくださる方が増えてきているのは間違いないから、とにかくできるだけ早く、自分の中のギアを一段階上げなければならない。そうしないと追いつけないし、追いつかれるし、自分の先は無くなってしまう。
 毎回そうだけど、アップアップを何とかやり過ごせた瞬間からしばらくは、その開放感からとてもやる気がでる。もちろん今もそう。これをどこまで維持できるかだけど、本当に今こそ必死でやるべきだ。そういう意味では現在落語論のことをどれだけ本気で考え抜けるかが、次のステップへの試金石となりそう。とにかくやる。そしてやったら、たぶんもう一段階気持ち良い景色を観ることができそう。とにかくやる。