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2015年2月6日

 昨日は『デザインあ』の2回目打ち合わせ。
 初回打ち合わせでもらった絵コンテをもとに自分なりに台本を作ってもっていく、というドキドキする作業があった。色のしっかりした番組だからその空気感を崩しすぎない範囲で、でも自分の仕事もちゃんと入れて、というバランスをとった動き方がまだまだ苦手で、一応自分なりにチェックポイントを設置して、とりあえず通過できたものを持っていったけど、ネタと違って面白いかどうかの手応えがほとんど無い状態だったから、打ち合わせの冒頭、皆さんに台本を渡して、読んでくださっている間、とてもドキドキした。あの感じ、久しぶり。
 結果、たたき台としては十分役割を果たせたようで一安心。番組の美意識というか、空気感を外様の僕はまだ全然分かっていないから、ひとまず皆さんの意見をたくさん聞かせて頂いて、形にしては修正して頂いて、というのを繰り返しながらの進め方をさせて頂ければと思っている。
 あらたに『ビニール傘』と『目覚まし時計』の2つの宿題ができたのと、初回収録日も26日に決まったから、とりあえず企画はちゃんと動き出したようで嬉しい。けど、同じくらい頑張らないとなぁと。
 こんな仕事をしておいてあれだけど、僕は道化のような陽気な振る舞いをするのがとても苦手で、これは性格なのだろうけど、明らかにテレビの現場ではそちらの面も求められている、とうか、無いと使い物にならないから本当に少しずつでも慣れていきたいと思っている。妙なプライドからくる羞恥心がとにかく邪魔をしている。克服するためにはコンプレックスを受け入れることから始めなくちゃいけないっぽいけど、やっぱり力のいる作業だなぁ。

 それでも、収録までにデフォルメした演技の準備はしっかりしておきたい。もしかしたら大きく変われるチャンスかもしれない。
 イクイプメン時代にシャキーン!でお世話になった佐藤さんは、やっぱり頼りになる。プロ中のプロだから凄いのは当然だけど、何より面白さについての共通言語を持ってくださっている気がするから、佐藤さんに任せればヘンな方向に進むことは絶対にないし、しかもスタッフさんなのに演者の僕より表現能力が高い方なので、そこの技術はしっかり吸収させてもらいたい、演者としては情けないけど。頑張ってポンポコ言おう。
 そしてディレクターの浜根さん初め、他のスタッフさんは笑いの土俵とは違った方向から新鮮な意見をくださるからこちらもとても参考になる。「かわいさ」に対する目線なんか僕は皆無だから、そういう見方があるのか、と話す度にハッとさせられる。特にどういう編集をしてくださるのか、がとても楽しみ。想像つかないもんなぁ。

 いずれにせよ、ありがたい企画に参加させて頂けて幸せ者だ。