この夏は、年末に刊行予定の初めての単行本の執筆作業にも取り組んでいる。メルマ旬報で書いていた『現在落語論』という攻めに攻めたタイトルでの連載を元に、再構成をしている。こちらの制作日誌はメルマ旬報で、このブログではDVDの制作日誌を、と考えているけど、もちろんクロスオーバーもする。

単行本作業、「はじめに」はまだ書かずに、その後からざっくりと目次を立てて、頭から書き進めている。冒頭の２章くらいで、すでに言いたいことをかなり言ってしまうくらいに、とにかく言いたいことからどんどん書いていて、ほぼほぼ連載のままで大丈夫というクダリもあるのだけど、一方で連載からガラッと手を加えなきゃいけない部分もたくさん出てきて、結構しんどいなと思いつつ、向き合っている。

ここんところは連載でいうと３回分くらいの１００００字の部分にかかりっきりで、言いたいことはとてもよく書けているけどそれらがうまく並べられていない気がしたり、終わらし方が見つからなかったりして、何日も費やしたのだけど、ようやく昨晩気持ち良い着地を見つけることができた。少し仮眠して、昼席に行って、終わりでゼンコクツアーのネタとデザインあの台本制作をやって、急遽きまったWOWOWぷらすとの生放送に行って、帰ってきてちょっとぼんやりして、今ファミレスでゼンコクツアーのネタと、このブログに向き合っているところ。

この夏は本当にとんでないスケジュールになっていて、仲間から心配してもらうこともあるのだけど、勿論わざとこの状態を作った部分もある。また今度書くけど、DVD制作は特にその目的とリンクした活動だと思っていて、色々なタイミングが巡り巡ってピタッと収まったことは間違いない。きちんと全てをやりきることができれば、間違いなく僕は次の段階にいける。

 

 

そんな中、DVDのタイトルが決まった。

 

『エンドレス・サマー・エスケイプ』

 

エモくいくべきと言いつつ、ここまでエモくていいのかは悩んだけど、これで行くことにした。「吉笑は痛いなぁ。。。」と界隈の皆さんに思われることも想定しつつ、それでも自分にとっては必然性も十分あるタイトル。詳しくはいずれ書こう。

 

 

そろそろ告知をしないと、DVD収録の回がスカスカになるという悲しい事態になりかねないから、ひとまずここで。

 

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立川吉笑、初DVD作品

『エンドレス・サマー・エスケイプ』収録イベント

 

2015年9月15日(火)

開場19時00分、開演19時30分

＠原宿・ヒミツキチオブスクラップ

料金：前売200０円、当日2500円

 

内容→３席ネタ下ろし

 

テーマ１『自由に作ってください』

テーマ２『師匠からお題を貰って、作ってください』

テーマ３『映像を使った落語を作ってください』

 

 

ご予約は

「氏名」「枚数」「メールアドレス」を明記の上

tatekawakisshou@gmail.com

まで、メールをお送りください。

 

 

DVDを盛り上げるべく「わはは！」と笑いにきてくださいっ！！

よろしくお願い致します。

 

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アンテナ感度の近そうな人がフェネスのエンドレスサマーだったり、真心ブラザーズのエンドレスサマーヌードだったりを連想されたり、もっとダイレクトな感想としては架空のバンドのアルバムに入っている架空の曲、みたいな印象を受けられた方もおられたようだけど、外れてはいなくて、まさにとあるバンドの曲から引用してこのタイトルをつけた。そしてバンドの方に許可をとって、その曲をテーマ曲にすることにもなった。

ここまで書いてもたぶんそのバンドがどのバンドか見つけることすら難しいと思うだろうけど、自分にとってはとても必然的なことだったりする。

2007年から続く終わらない夏にいよいよ終止符を打つ時がきた。