2014.02.24 Mon
日常
2月第5週
それにしても一週間が早すぎて驚く。こんなに早いとなると一週間ごとに目標を立てたりする意味が無い気すらしてくる。
とりあえず先週は一門会が無事に終わって一段落と言ったところ。前回の週刊レポートに書いたように『カレンダー』少しはテコ入れができて良かった。結局はズボラな性格がたたって、1日2日で仕上げる形になったとはいえ、方向性は随分見えた気がしている。
そもそも僕はルールを構築することに一番興味があるから、僕の中では強固でトリッキーなルールを気付けただけで、ネタでやりたいことはできているし、その先の広がりというのは、工夫したらどうにでもなる、と思える分だけ取り組むのに億劫だというのが正直なところだけど、先日九龍さんと飲んでる時に「ルールを構築し終えて、さぁ、これから、とワクワクしている最中に話が終わるのは勿体ない」というようなアドバイスをして頂いて、自分としては蛇足な感じがするというか、あとは各々が想像して楽しんでね、というスタンスのつもりだったのだけど、そうか、お客さんはそういう見方なんだな、と気づかせてもらえたところがあってのあの変更なのだった。要はルール説明が終わってるから、あとは具体例を挙げていけば良いだけで、ということは台本的には1行ごとにボケとツッコミを交互に配置できるから、そりゃ、当然、笑いの量は倍々で増えていくのだった。突貫で足したからボケは大喜利的にもっと数を増やせるし、精度も上げられる。そして特にツッコミはボケが決まってしまえばフレージングの工夫は当たり前として、強弱もつけられるので、最後に向かってたたみかけるような見せ方にできるはずなので、そうなったら、今までではありえなかったくらいのまとまった笑いをとれるはずだ。なるほど、そういうことだったのか。
などとホクホクしているわけではあるけど、今週はとにかく『NEXT!立川流』の柏公演が控えているから、まずはそこへ向けて準備をしなければならない。何しろ、志の春兄、春吾兄、談吉兄、という強力なメンバーでの会なので、こっちは必死で食らいつかないと、簡単に振り落されてしまう。
そしてこの一週間でこれまで準備していた企画もググッと進んだ感じがある。
まず『DM企画』。これは3月25日に1回目をやることが決まったので、その準備を始めないといけない。一番のネックはネタなので、とにかく今まで以上の熱量で準備を進めたい。そして『DM企画』というくらいだから、当然DMを送らないといけないので、それは今週中に送れたらなぁと思っている。ネタ以外に、必要なものがいくつかあるから、その準備も3月25日に間に合うように始めないといけない。
そして『スクラップ企画』。これも一気に状況が進みだして、とりあえずぼんやりとゲスト候補が向こう3回分は決まりそうなので、まずは会場を正式に押さえて、1回目の方にオファーを出す用意を始めたい。こっちは会場も特別小さい訳じゃないから早めに宣伝を開始したいので、とにかく先手先手で準備をしなくちゃ。この会は制作として立川吉笑のメンバーが1人いてくれてるから、基本は任せて僕は内容の準備がメインになるだろうけど。
そして、毎週言ってるけど、年鑑の入稿日が刻一刻と迫ってきているから、そちらの準備が何よりも優先するくらいのつもりで進めないといけない。もしかしたら4月1日には間に合わないかもしれないところまで追いつめられている。できたら出版記念に簡単な落語会を催したいからそれもちょっと考えなくちゃいけない。今の所ようやく枠組みが決まったところなので、これから一気に内容を追い込むところ。
と言った感じ。思い切って今年はもとから少なかった仕事の量をさらに減らそうと頑張り出しているところなので、確かに少しずつ減ってきた。その分、1つ1つの会を大事にしていくつもりなのだけど、思っていたよりも早く、金銭的に苦しくなりつつあるので、もう心が折れかけている。それでも、とにかく今は苦しいながらも熱量を凝縮させた動き方をした方がよい気がしている。どこまで我慢できるかだなぁ。
「談笑の弟子!」で下したネタを「一門会」で完成させる。「DM企画」に合わせて用意したネタは○○で磨いていく。「スクラップ企画」では「談笑の弟子!」でやるべきことのより難しいところを狙いにいく。とりあえず、これだけあれば、落語家として自分は土俵に立てているきはしていて、ただこれだけだともちろん家賃すらも払えないかもしれないので、それ以外のお仕事をどれだけ引き受けつつ、熱量を維持できるかだなぁ、問題は。
そして、来月の弟子会用のネタがまだほとんど手つかずなのだと気づいて、ちょっと不安になった。