第２回 立川談笑一門会、終了しました。
ご来場頂いた皆様ありがとうございます。

この日は見習いだった新しい弟弟子の初高座だった。
自分の時のことを思い出して袖から見ているだけでも緊張したなぁ。
そして名前が笑笑(わらわら)となったのだった(笑)
良い名前だなぁ。

師匠との価値観共有テストとして笑二と話していた時に挙げた僕の予想は、
「笑人(しょーと)」「笑之進みたいな笑之○の形」だったのだけど、当たらなかった。
実際は字こそ分からないけど「しょうのすけ」も候補にあったそうで、
部分点はもらえそうか。
ちなみに笑二の予想は、ここでは書けないような残酷な名前だった。

会の方は笑笑の次の笑二が持ちネタの中でも完成度の高い真田小僧でドカンドカンウケていたので、
袖で必要以上に追い込まれてしまった。
談笑一門のホームなので温かいお客様だというのはあるけど、それを差し引いてもマクラからバシバシ笑いをとっていたので、
どうしたものか、と冷や汗をかいていた。
僕は勉強会などで慣れているのと、自分のスタイルとの相性も悪くはないからまだマシだけど、
笑二の後に上がる二ツ目はみんなしんどいと思う。

さて、高座。
師匠の前に３人目、だからサクっとネタに入るのがバランスとしてはいいのだけど、
それは怖すぎるからマクラを入念に。
ネタ出ししているのにフェイントは成立していない気もするけど、
そこで自分の武器を見せる、というスタンスをこの日思いついて、万歳。
ちょっと飛んだ会話をしても反応して頂けたので、そこからは安心して楽しむことができた。
「話すように喋りたい」というのはよく浮かんだ。
ネタは、入りがいつもと違ってすこし慌てたり、隠居さんの受けが「意味が分からない」になりがちだったり、の残念な部分があったり、
おばあさんの入り方がいつもより気持ち良かったり。
にしても楽しかった。とにかく形にできて良かった。

打ち上げ後、笑二と笑笑と３人で少しだけ２次会。
飲み屋に入る途中にちょっとしたことがあったのだけど、
これは３人だけの秘密とする。

次回は１０月２３日(水)１９時から。
今後ともよろしくお願いします！