2013.05.05 Sun
日常
しのばず寄席とチャウシェスク
しのばず寄席に出演させて頂きました。
ゴールデンウィーク中で、また昼の落語芸術協会さんの定席から入れ替え無しの開演だったので、いつもとは違う感じのお客様が多かったので新鮮でした。手持ちの武器が少なかったり、対応力もまだまだ持ち合わせていないので現場現場でしっかり合わせていくのが苦手で、お後の春馬師匠やトリの遊吉師匠の高座を勉強させて頂きました。やらなきゃいけないことがたくさんあるなぁ。
終演後は自宅近くのファミレスで夜中までぼーっとしていたのですが、途中で70歳くらいばかり20人くらいの団体が入ってきて僕の横のテーブルとその後ろ付近に陣取られました。たまたま僕が急所のような場所に座っていて、僕がいなければ横並びでズラッと20人が座れるのだけど、わざわざ移動するのも変な感じだし店員さんも何も言ってこなかったので結局そこに居座ったまま隣の会話を聞いたのだった。
どうやら同窓会の帰りで、というか2次会らしく、しかも30年ぶり?とかもっとか?くらい、久しく会ってなかったらしく、思い出話に花満開の様子だった。みなさんもういいお年なのにそういった時はそうなるのだろう、学生時代のノリみたいな雰囲気が漂っていて、いじられ役の人、まじめな人、ジャイアンみたいな人、マドンナ役など属性が垣間見えて、楽しいのだった。一番印象に残ったのは
「田淵の嫁さん知ってる?」
「知らない。お前知ってるの?」
「うん、俺みた。あいつの嫁さんチャウシェスクなんだよ」
「チャウシェスクかよ。おい、チャウセェスクって。」
「ほんとなんだよ」
という意味不明なやりとりだった。
ぼーっとするのにも飽きたので帰宅して、レンタルしていた『監督失格』を観た。今まで”観ず好き”だったのだけど(食わず嫌い的に言ったら)、観たらやっぱり好きなのだった。ドキュメンタリーの強度は凄いなぁ。
すぐに影響を受けるたちなので、ラストシーンに引っ張られて夜の街を自転車で疾走しようとしたらすぐに警官に職務質問されてしまった。それで意気消沈してしまい、トボトボ帰宅し、楽屋ばなしの更新などをして7時くらいに寝た。